間取りについて敷地を間取る
敷地は千差万別。
広くてロケーションのいい場所ばかりではありません。狭かったり、変形していたり、長細く奥行きが深かったり、高低差が大きかったり、日当たりの良し悪しなどなど・・・。
敷地がどの方向に道路が接しているかによっても間取りは大きく変わります。
ひとつの敷地に対して、建物、庭、駐車スペースなどの配置を考えるだけではなく、街並み、道路、景観などの全体のバランスを考えて敷地を間取っていくのです。敷地のメリットを最大限に活かし、さらにデメリットさえもメリットに好転させることが可能です。
例えば、高低差がある敷地において、北側の見晴らしが好く開けていたならば、南側を開放することはもちろんのこと、2階の北側には大きな開口を設けます。これは、採光のための窓ではなく、ピクチャーウィンドーとなります。
「敷地を間取る」とは敷地の特性を最大限に活用することです。