建築ことわざ集(part2)
土曜、日曜は皆様如何お過ごしでしたでしょうか?
私はというと週末はお客様との打合せも多いのでもちろん営業していたのですが、
最近、週末だけでなく平日も足を運んでくださる方が増えてきてます。
弊社をHPや雑誌等で調べて戴いているお客様に感謝です。
と、いうことで、先日の【part1】に引き続き、本日のことわざは、
「縁の下の力持ち」
この言葉から想像すると裏方さんのように思えますが違うんです!
由来は聖徳太子が建立した大阪の四天王寺で経供養に聖霊院で舞われた
「椽の下の舞」から生まれた言葉との事。
この舞は院の前庭で非公開で演じられていて、人が見ていない所で舞っていたそう。
「椽」→「垂木」【垂木=木造建築で屋根板を支えて棟から軒に渡す部材】
「椽の下」→「軒先」(縁側の下ではありません。)
この経供養は昭和40年代に入るまで完全非公開の中で執り行われており、
とても大切で重要な儀式でした。
これらの状況から、
「陰で努力する事」→「椽の下の舞」→東の方へ伝わる過程で「椽」→「縁」 「舞」→「力持ち」
儀式を知らない人でもイメージしやすいように変化していったそうです。
【縁の下の力持ち】
勉強になりました!!
菊地