昨日は上棟日和!
いよいよ棟梁の腕の見せ所ですね!
と、言うことでちょっと雑学を。上棟って??
上棟、建前、棟上げとも言います。昔、大報恩寺の本堂が建築された時に、大工の棟梁(高次)が大切な柱となる木材を短く切りすぎて、その柱を使うために枡組という技法で継ぎ足すように提案した妻(阿亀)、阿亀の助言によって夫が難局を乗り切ったにもかかわらず女性の提言で棟梁ともあろう人物が大工事を成し遂げたと知られれば、夫の名誉を汚し信用も失うのでは・・・ということで夫の名声の為に捧げようと上棟式の前日に妻は自害してしまったそうで。(悲しいお話ですねー)そこで妻の冥福と工事の無事を祈って、永久にこの本堂が守られることを願い、亡き阿亀に因んだ福の面を扇御幣に付けて飾ったそうな・・・・現在でも上棟式におかめ御幣が飾られるのは永久に保つような頑丈な建物となり、繁栄を祈るためとされているということです。
私が小学校の頃は近くで建前の情報が耳に入ると紅白餅、5円玉欲しさに敷地の中で待ってました!
今でも地方の方ではこういった建前もするところがあるそうです。
この建前という文字も(本音と建て前)というところからきているそうですよ・・ )^o^(
菊地でしたー(^_-)